東京で一人営業所をすると決めてからコワーキングに出会うまで

東京で一人営業所をすると決めてからコワーキングに出会うまで


コワーキングしてたら、大手企業さんとのおもしろ実験に誘ってもらいました。
その集まりの中でいろいろノマドワーキングしている理由などを聞かれて、
説明しているうちに、なんとなく、自分のコワーキングを始めたきっかけや、
コワーキングについての考え方を振り返りたいと思ったので、まとめてみようと思います。

今回の面白そうなコワーキング実験について

大きな3つの会社の一部の人とコワーキングしている10人 で
”みなとみらい”と”品川”と”経堂のPAXCOWORKING ”をの3つのスペースを行き来して、いろんな組織の人が、みんなでコワーキングしたら面白いアイデアとか出てきて
新しい働き方のアイデアがでるかもね!!って企画です。
(あくまで個人的な表現です)

なぜコワーキングを始めたか

一年半前に広告代理店を辞めて、実家・愛知県でやっている布の印刷業に転職したときに愛知に帰るか東京で営業活動するかすごく迷いました。

とはいえ、製造業は下請けで作るだけでなく、もっと面白いものや新しいことを探さないと、絶対に廃れてしまうという危機感があり、そう考えていくと、答えは東京で営業をする選択肢しかなかったのが正直なところで、そのまま自宅営業所で営業しようと決めました。

今思えばあまり前向きではなく消去法的な考え方だったのかもと思います。

オフィスをどうするか考えて勉強カフェを借りて交流できた

  1. オフィスを借りる→10万~独りで借りても高いし、あまり意味がないし基本的にムダ。
  2. シェアオフィス(ブース席などのクローズタイプ)→5万~うさぎ小屋みたいで、孤独で凹んでしまいそう
  3. シェアオフィス(オープンタイプ)→1万~  これよさそう。
  4. 自宅で働く→外出が多いので、必然とCafeに居る時間が多くなる。

これも必然と
(1)製造以外の固定費はなるべくかけたくない
(2)アイデアがシュリンクする場所は居たくない
(3)営業なので電話が多いので、気を遣う

などなど考えると、おのずと交流のあるシェアオフィスを探していました
そして 勉強カフェ に決めました。

異業種交流会や名刺交換会に出てみては燃え尽きた

独りで営業を初めて、とりあえず面白そうな人いないかなと思って、
某EC系コンサル会社の主催する異業種交流会や、商工会などの主催する名刺交換会に行ってみました。

「100枚名刺交換する」とか「今日この時間の中で売上増やそう」的なノリになじめず、3回位行って燃え尽きました。

でもそのなかで一回に一人は面白い人がいたり、今でも繋がっている人に会えたりはしました。あとはせっかく出るなら楽しもうと思って、積極的に声をかける練習にはなったんだと、

今は思えます。

それでコワーキングに出会って

勉強カフェ は基本的には社会人のサードプレイスとして勉強仲間を見つけたり、自主発生的な勉強会があったりするのがすごく魅力的でした。そして、勝手に「勉強カフェ昼の部」として、平日の昼に使っている起業した人やフリーの人と仕事してるのがすごく楽しかったし、そこから一緒に仕事したり、お客さんを紹介して、仕事を繋がったりもしました。
そしてひょんなことから教えてもらった、コワーカーの集まるイベントの「Jelly!!」に誘ってもらって参加してみたら、いろいろな異業種の人達がなにやら普通に挨拶しつつ、普通に自分の仕事をしていて、不思議な感覚を覚えながらも、わりかし最初から馴染めた自分がいました。
最初の頃のJelly!!は最後にライトニングトークとかがあって、焦って作った記憶があります。自分のLTをUSTしてもらったのもこれが最初でした。

今すごく面白いし刺激的。

何気なく自分の求めているゆるい人との繋がりを産み出してくれるのがコワーキングスペースなのかなと思っています。リアル版のゆるい繋がりをうむSNS的なイメージです。

そこにはその場所のマスター的なカタリスト(触媒)の人がいて、最初はいろいろ場所を形成してくれています。なので、初めて参加しても、何となくみんなが受け入れてくれるような場所の雰囲気が出来上がっています。
そして何回か行くうちにそこにいる人みんながそれぞれ触媒になっていく感じを最近感じています。

この人面白そうだから、いつか一緒に仕事してみたいなとか、
自分では考えつかないようなアドバイスだったりアイデアをもらったりとか、
夜中に3時間くらい悩んでいたことが5分で解決したりとか、
いろいろな刺激やメリットもあるのもコワーキングのメリットだと思っています

そして「依存ない独立して仕事をしている人」があつまるというのもコワーキングの大切な条件でもあります。もちろん仕事を一緒にしていけないというわけではなく、依存しあわない関係の上で、仕事が発生するということはもちろん問題有りませんが、「なんか俺に仕事くれ」的な雰囲気が無いのが場の雰囲気を良くしているのかもしれないです。

長くなってしまいましたが、まだまだなんとなく自分の中でももやもやしているものもあるので、夏休みの間に少し頭を整理するのを宿題にしようと思います。

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