お客さんの会社の中で仕事するメリットについて考えた
一番のコワーキングスペースはお客さんの会社内で仕事することだったんだ。
ということに気づいたので、まとめてみようとおもいます。
共創という考え方について
この前大手企業さんの共創スペースを借りて仕事をする機会がありました。
そこは協力会社の人や他部署の人が集まって仕事できる場所で、
ミーティングなどもできるようになっています。
共創=Co−Creation か。。。とふと考えたら、
自分がずっとやってたのも「共創」だし、「Coworking」だったんだと思いました。
お客さんの会社を間借りしてCoworkingするといいこと
今はシェアオフィスを借りながらも、お客さんの会社の一部を借りています。
もちろん個人情報や機密情報などの正式な書類も出して借りてるんですが、
他の業種の人もいるので、ある意味「業者スペース」にもなっています。
でも、そんな場所で仕事していると、いろいろなメリットがあることに
気が付きました。そしてそれがCoworkingなんだとも思いました。
自分のメリット
- 提案したいものを雑談の様に話しかけれる
- お客さんが何を困っていたり、どんな提案がほしいのかがわかる。
- やりたい事のニーズが有るのかどうかを聞いてみる。
- 目の前にいるので、電話代もかからない。
お客さんのメリット(と勝手に思っている)
- 協力会社をわざわざ呼ばなくてもすぐ打ち合わせできる。
- こんなことできる?的な相談がしやすい。
- コラボレーションの発生
個人情報保護法や情報流出事件以降起こったこと
昔はオフィスにフラっと入って雑談して・・・隣の人ともはなして
ってことがよくあったと思います。
ところが、個人情報流出や機密情報流出などの事件がおこり、
その対応に膨大な費用と手間がかかる事件がおこるたび、
当然企業としてはその保護対策を厳重に締め付けます。
さらにPマークなどを取得しないと出来ない仕事もふえてくると、
そのハードルはさらに高くなります。
そうなると、必然的に「外部の人間の入室禁止」「PC持ち出し禁止」と
だめなことのオンパレードになり、外部との商談するのが大変になり、
協力会社の立場からすると、なかなか商談機会をもらうことが難しくなります。
製造業としては、完全にお客さんに提案できるレベルまで上げた商品より、
そこにいたるまでの未成熟だけど面白い商品などの相談を実はしたいんです。
その方が、おもしろいアイデアだったり、切り口が見つかります。
なので、ぜひいろいろな会社が協力会社と一緒にブレストできたり、
商品開発できる場所がもっとできるといいなと思っています。
(もちろん場所だけあるのではなく、その場所が刺激的なことが必要ですけどね)
いろんな面白い試みも始まってます
なので、もっともっといろんな会社が協力会社と上下の関係だけでなく、
横のつながりでいろいろな協力会社とつながり、さらに協力会社同士でも
コラボレーションがうまれたら、今まで以上におもしろいサービスや商品ができると思うし、
そうなるべきだとおもってやまないこのごろです。
参考まで。。。
シェアできるオフィスを見つける_シェアゼロ_http://www.share0.net/
→自社のオフィスを開放してくれるところと使いたい人をマッチングされるサイト
アプリ開発会社さんがコワーキングスペースとして開放しています_ミネルヴァ・ラボ_http://www.facebook.com/minervalabo
→コワーカーに自社のスペースを開放する試みをしています。
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