養老天命反転地で平衡感覚を感じてきた
実家に帰省したので、親と岐阜県の養老にある養老天命反転地にいってきました。
よく雑誌の芸術に触れることが出来る公園などの特集で取り上げられます。
ここは現代美術家の荒川修作と詩人のマドリン・ギンズという人が作ったプロジェクトで、すべて斜面で構成されていて地面に平行なところが一切無く、平衡感覚がおかしくなるのを楽しむところです。
サイトより引用
養老天命反転地は、現代美術家荒川修作と、パートナーで詩人のマドリン・ギンズのプロジェクトを実現したテーマパークです。
約18,000m2の園内には、メインパビリオン「極限で似るものの家」とすり鉢状の「楕円形のフィールド」があります。「極限で似るものの家」は岐阜県の形をした屋根を持つ迷路状の建物で、天井、地上、地下の3層にそれぞれ家具が取り付けられています。「楕円形のフィールド」には、この「極限で似るものの家」を分割したパビリオンが点在するほか、148の曲がりくねった回遊路や、大小さまざまの日本列島が配されています。
ここでは、予想もつかなかった風景や懐かしい風景、いろいろな出来事に出会うことになるでしょう。はじめて体験する世界で、新しい自分を発見できるかもしれません。
一応サイトには正しい楽しみ方(使用法)がのっていますが、http://yoro-park.com/j/rev/use001.html
- バランスを失うことを恐れるより、むしろ(感覚を作り直すつもりで)楽しむこと。
- 不意にバランスを失った時、世界をもう一度組み立てるのにどうしても必要な降り立つ場の数、種類、位置を確かめること。
- 「宿命の家」や「降り立つ場の群れ」と呼ばれている廃墟では、まるで異星人であるかのようにさまようこと。
- 「切り閉じの間」を通る時は、夢遊病者のように両腕を前へ突き出し、ゆっくりと歩くこと。
などなど意味不明な文章が並んでいます。
1995年にOPENしていて、その時に一回行っていらいですが、OPEN当初は今のようなすべり止めもなく
骨折したり怪我をする人がすごく多かったイメージがあります。
このひも食事をしているカップルの女の子が膝をすりむいて血を出していたり、
明らかに危険な雰囲気が漂っていて、警備員の人曰く設計をした二人は怪我をしたり骨折をすることも考えて、
しかもそれを楽しんでいる変わった人なんだといっていました。
とはいえ、OPEN当初より歩きやすくなっていたり、すべり止めがついたりと、少しは安全になっていました。
水平な地面の大切さや人間の感覚って案外簡単に騙せてしまうことを感じることのできる公園です。
もし岐阜に行った際は行ってみてください。
不思議な感覚に出会えます。
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