FabLabKamakuraに行ってきました。
FabLabKamakuraを知ってから一年強。いつか行ってみたいと思っていたのですが、下北沢オープンソースカフェ繋がりで安川さんが誘ってもらえ、FabLab鎌倉に行ってきました。
運営していく中で周りの環境との共生の方法などいろいろ試行錯誤しながら活動されているようで、新しいことへチャレンジしていくことには応援していきたいなと思いました。
ファブラボとは
すべての人がものづくりをすることができるように、「デジタル工作機をシェア」し「実際に顔を合わせて、つくるための知識、スキルの交換、共有を行う」市民工房であり、国際的なネットワークとして世界各国にできてきた施設であり、いまや30を超える国の70箇所以上の拠点にまで広がっています。
ファブラボの「ファブ」は「FABication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な、ステキな、楽しい)」という2つの言葉から作られています。
FabLab鎌倉に潜入
FabLabの作り方のみらい
施設内の案内も全て手作りで加工されて作られています。個人的にはこの工具の置き方は面白いなと思い、参考にしたいなと思います。
秋田県の古民家を完全移築した蔵
秋田県湯沢市にあった造り酒屋の酒造を、ほぼ原型どおりに移築再生したもので、すごく重厚感があります。
看板もMake
移築した柱もかなり太く、そのまま移動しています。大黒柱も梁もすごい太さです。
大嶋さんに案内してもらいました
レーザー加工機もありましたが、排気の問題等地域の住民の方との共生のために移動するかもしれないようです。
曲げられる木
案内してもらった大嶋さんの研究は硬い木を曲げられるようにプログラムし加工することを研究課題にしているようで、現物を見るとかなりびっくりしますが、くねくねまがります。これもレーザーカットで実現できるようです。
レーザー加工で自作できる革スリッパ
革細工は型を切ったり、穴をあけたりと大変なのですが、レーザー加工機×革細工で予め加工することで、初めての人でも工具が少なく革細工ができるようなモノを商品化しています。すごくおもしろい。
樹脂を重ねていく3Dプリンター
3Dプリンターはこの紐状の樹脂を溶かしながら薄く重ねていくことで3Dのカタチを作っていきます。このカタチは一番入門用のようですが、いろいろなタイプの3Dプリンターがあります。
こんな精密なものも作れるようです。
3Dプリンタで作った急須
紙でも複雑な形状
ほかにもペーパーカッターで一枚の紙を複雑な形状に折り曲げるようなものもありました。三浦折りとかでも人工衛星に使われたりこれこそアイデア次第でいろいろなものにカタチを変えていきそうです。
手作りぬいぐるみ
研究生の作った手作りぬいぐるみもありました。胴体部分の設計は全て同じらしいですが、顔などは全て手作りで、かなり似ていると噂です。
これからのFabLab
FabLabKamakuraは今一部の人の私費を投じながら運営しているようで、今RedyForでクラウドファインディングもしているようです。すでに目標額は達成しているようですが、もし興味のある方は参加してみてください。
21世紀型実験工房。ものづくり日本から、ものつくる日本人へhttps://readyfor.jp/projects/fablab
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