ScanSnap Evernote EditionとiX500どっちを買うと幸せになれるかを考える。文章をローカルに保存しない時代に最適の1台を


Evernote Marketがはじまって「ScanSnap Evernote Edition」が発売されました。
大好きなScanSnapとEvernoteでアンバサダーにしてもらっていて、両方大好きなので使ってみたんですが、この「ScanSnap Evernote Edition」はすごく個性の強い商品なので、一見すると似ている「ScanSnapiX500」とどっちを買うかきちんと考えて選ばないと、すごく驚くだろうなと思うので、ちょっとまとめてみようと思います。

ScanSnap Evernote Edition詳細

見た目はiX500に似ています。

ScanSnap Evernote Editionの詳細とiX500の比較はPFUさんのページが分かりやすいです。

設定ソフトも他のScanSnap Managerと違うので使い分けは簡単です。
なにより、自動的に文章と名刺とレシートと写真を判別してくれ、それぞれに適した保存形式でスキャンしてくれます。

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=G4wIqzikUm4&w=420&h=315]

見た目だけで選んでは絶対にダメ

見た感じがマットでグレーっぽいから選ぶとか見た目で選んでは絶対にいけません。形こそ似ていますが、それを中心に考えるとびっくりします。
たしかにかっこいいんですが、内容を考えて自分に合った方を買ったほうが絶対にいいです。

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Evernoteが出したScanSnapという意味

よくある〇〇モデル的な考え方でScanSnap Evernoteエディションを考えていると全く違います。

僕も最初はそう思ったのは外見がiX500に似ているのでからでした。でも使ってみるとブランドイメージに合わせたよくあるコラボモデルではなく、コンセプトから全てが全く別物だということです。だから、ScanSnapとコラボというよりは、Evernoteが出した専用のScanSnapと思わないといけません。

ローカルに保存する意味がなくなる時

なんとなく不安だからローカルに今までずっと保存していたんですが、今回思い切ってローカルに保存するのをやめようと思います。
検索するときはほとんでEvernote上でしか検索しないし、HDDを圧迫している意味は余り無いように思えてきました。
間違いなく自分でバックアップを取るよりEvernoteに預けておいたほうが安心だし、名刺情報などの個人情報もパスワードと二段階認証があれば安心です。

細かい設定からの開放

今までは設定できるが為に全て細かく設定していました。
上限イッパイイッパイまで。「注文書複数枚」とか「一枚づつ保存」とか「名刺」とかローカルに保存する場所を変える為の設定がほとんどでした。そしてそれも自己満足に近いこともなんとなく気づいていました。なので今回ローカルに保存することをやめるので、いちいちボタンを選ぶストレスからも解放されます。これは本当に楽になりました。

名刺管理が強化されている

OCRされた情報が名刺画像の上に表示されます。
OCRは日本語はまだまだ弱いですが、アルファベットなどは強いのですが、その文字がどういうふうにOCRかかっているかが表示されます。
メールアドレスや住所もリンクから飛ぶことができます。これは素晴らしく便利です。LinkedIn連携もしていれば顔写真などは取ってきてくれるようです。
堀江織物株式会社 スキャンした名刺 2013 11 03 23 46 8

まとめ

そぎ落とせるものは全て削ぎ落したScanSnap Evernote Edition。
全てをシンプルにして、使う人がEvernoteを本当に使おうと思えばこんなに便利な商品はないと思います。
ちょっとクセが強いと思うのは、自分で設定などを自由に決めたいという自由度は低くなっているので、依存度が高くなってしまうことを許容できるかどうかで「iX500」を買うか「Evernote Edition」をかうかは決めたほうがいいと思います。実際に僕は設定できる上限を全て設定していましたが今回全てまっさらで使い始めても特に問題になることはありませんでした。

細かい設定を捨ててしまった時のスッキリ感はスキャンする面倒さを排除してくれて、ほんとうの意味でスキャンが日常になることは間違いないです。
なので、個人的にはScanSnap Evernote Editionをおすすめですが、用途を考えて購入をおすすめします。

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ScanSnap iX500をえらぶと幸せになる人

  • 設定をキチンと管理したい几帳面な人→設定の自由度は圧倒的にiX500が有利です。
  • 本の自炊がメインの人→読み取り設定が細かく作れます。
  • Evernoteを使わない人→業務上使えない人も
  • 大量に一枚づつスキャンデータを保存したい人→Evernoteだと設定できません。

ScanSnap Evernote Editionを選ぶと幸せになる人

Evernoteにどっぷり依存している人→デザインだけでも買う価値あります。
名刺管理をメインにしたい人→名刺情報から抽出されるOCR情報が素晴らしすぎます。
初めてScanSnapを買うスキャン初心者→細かい設定を考えないで済みます。
スキャンするのが面倒になりそうな人→何も考えなくてもボタンを押せばOKです。

Evernote Market(日本)のページにリンクします

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