箱庭さんはどうしてファンが多いんだろう?お店にファンをつくるウェブ発信の新ルールは読んでみて納得する一冊
女性クリエイターが、女性に向けてつくるライフスタイル提案のWEBサイト「箱庭」さんのノウハウがいっぱい詰まっている本「」かんたんなのに、ほとんどの人がやっていないお店にファンをつくるウェブ発信の新ルール (角川書店単行本)
を読みました。
箱庭がどうやってファンを増やして、いい雰囲気のサイトが運営できているのかを、惜しみなく載せてくれているとてもお得な本でした。
自分の会社やお店などファンを作りたい。って思っている人はぜひぜひ読んでみると絶対に役に立ちそうな本でしたよ。
箱庭って
箱庭といっても、あまり男子的には見ない人の方がおおいとおもいます。
見ている人の多くは女性でサイトのデザインや内容もサイトに説明のある通り
WEBデザイナーやグラフィックデザイナーなどの女子クリエイターたちが、
同じような仕事をしているクリエイターと情報をシェアしようという
“ライフスタイル作りマガジン”。
ということで、ターゲットとしてはクリエイティブでかわいいものが好きな女性なので男子的ではない感じです。。
かんたんなのに、ほとんどの人がやっていないお店にファンをつくるウェブ発信の新ルール|箱庭 haconiwa
箱庭は僕の勝手なイメージだと、カワイイものや楽しそうなことを、ちょっと感度のたかい友達の女のコが日常の会話のように紹介してくれるサイトです。
僕個人としてはいろいろ興味を持っている分野の情報が多かったのでよく見ていたんですが、あまり男子で見ている人は少ないかもしれません。
この前の箱庭さんの2周年のイベントでは女性ばかりでその熱気に男子的におされっぱなしでした。
ファンをつくること=誰に好きになってもらうかを意識する
ファンをつくるって漠然としているってところから始まります。
自分の仕事なり、お店なり、ファンを作りたいと思う時に一番最初に大切なのは誰にファンになってもらうかってことなんだと思いました。
あたり前すぎる話かもしれませんが、会社のホームページを作ろうとデザイナーさんに頼もうとした時に「見てもらう対象は誰?」って聞かれたのを思い出しました。
なーんにも考えないと「見てくれる人全員が対象」とか言ってしまったりするけど、まず最初に誰に見てもらいたいか。ファンに成ってもらいたいのは誰かというペルソナを意識する大切さが何回も書いてあります。
大切なのは意識することと行動すること
絞ることって可能性を閉じてしまう用に思ってしまうけど、
誰にファンになって欲しいか?
↓
その人が知りたい情報って何か?
↓
その情報をどんなタイミングと方法で届けるか?
↓
その人に向けてきちんと行動して届ける。
ということをどれだけ丁寧に意識してやれるかを考えるのが本当に大切だし、なによりそれを実践している人たちが書いた本なので説得力が違います。
そして結局最後はこの本を読んだだけではなく行動できるか?っていう所が大切なんですね。
男子的な考え方と女子的な考え方
あまり本の内容と直接関係ないことで気になった所があります。
この本の中には、Bufferを使った予約投稿の仕方や、Feedlyを使った情報の集め方。魅力的な写真の撮り方が載っています。
普段、ライフハック的なサイトやマニアックカメラ情報にまみれているのですが、同じ手段と方法を説明するのにいつも馴染みのある「男子的」な説明やサイトとは全く違う感じですっと入ってくるんです。
多分この感覚の違いは、普段箱庭さんが女性が女性に向けて作っている故の考え方と伝え方のノウハウなんだろうなと思います。
なんだか難しいものを簡単に伝える技術を感じました。
すごく具体的かつわかりやすく教えてくれているので、あとは「丁寧にやる」ことだけでファンは増えそう
この本は本当にわかりやすくて、理解しやすい本でした。
パソコンやWEBサイトやSNSに詳しくない人でもすんなり吸収できて、明日からでも実践できる方法ばかりです。
ここまで具体的に教えてもいいの?ってくらいに載っています。
でも結局はこの本にある内容を自分の仕事や立ち位置に合わせて噛み砕いてアレンジできるかが重要です。
でもきっとありきたりの事を、ちゃんと理解して実践する事ができるかどうかが一番重要なところです。
と書きながら明日からちょっとづつやってみようお思える一冊でした。
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