
【CamiAppSレビュー】手書きノートがテキスト認識でアナログとデジタルの壁を超えて超便利
手書きノートをテキスト認識してEvernoteに一番簡単に取り込めるコクヨさんのCamiAppSがついに発売されました。
いままでのカメラで撮影するCamiAppやメモをそのままScanSnapでスキャンする。タブレットにスタイラスで書く。
手書きノートを電子化する方法は今はいっぱいありますが、今の僕の使い方に一番フィットするのは今回のCamiAppSなような気がしています。
実はiPadAirをなくしました。。。失意にまみれています。
タブレットとスタイラスには夢を描いていて今まで何本も買って試し挫折しました。でもいまもスタイラスというプロダクトに夢は感じます。でもいちいち書く時にピンチアウトしたりするのが面倒だったんです。
そこで発表されたCamiAppSは手書きノートをデジタルに上げるストレスをなくすための努力が一杯つまっていて、しかもデジタルデータならではの文字認識による検索の便利さも受けられる素敵な商品でタブレットをなくした僕のカバンの空きスペースを埋めるべく、気づいたらamazonさんからお荷物が届きました。
アナログとデジタルを行き来する壁
クラウドに上げるってやっぱりストレスがある。
どんなにEvernoteが好きでも、ScanSnapが好きでも、やっぱりアップするのには「すこし面倒だな」「あとでやろう」と思う壁がすこしありました。CamiAppもメモ書きして後からアプリで撮ろうと思ってもそのまま忘れちゃうことがありがちで結局普通のノートみたいに使ってしまいます。
デジタルの良い点。手書きノートのいい点を考える
営業という仕事がら商談メモはすごい溜まっていきます。そしてイット業界ではなく印刷業なので商談中にPCをひらくのはちょっと気が引けます。もちろんタブレットにスタイラスをつかっていれば「ドヤ顔」認定されてしまいます。
デジタルデータのいいところと手書きめものいいところってあります。
デジタルデータのいい点
テキストで検索できる
昔のデータもEvernote上でいつでも見返せる
手書きノートのいい点
いつでも手軽に書ける
ストレス無く文字も絵も自由に書ける
手書きノートにデジタルの索引が可能になる
きっとこのポイントがすべてだと言ってもいいくらいです
手描きノートを取り込む段階でアプリ内でテキスト認識されます。
この状態でJPG+認識したテキストデータが出来上がります。ということは今後検索したいキーワードを追記しておいたり、認識したテキストデータを修正もできます。
つまり後からいつでも、膨大な量のノートブックの中でも手書きノートが紛れずに検索できてしまいます。
何度も言いますが、本当にこの機能だけで買ってもいいくらいです。
しかもノートを「打ち合わせノート」を替えばGoogleカレンダーとも同期されます。超便利です。
文字認識の結果が見える安心感
ScanSnapは文字認識PDFがバッチリできて精度もすごく高いです。EvernoteもJPGはサーバーにアップした段階で認識され、英語であればかなりの確率で検索がヒットします。日本語もどんどん精度が上がっているのはわかります。
でも、認識したテキスト情報は見ることができないし、修正できません。
ところが、CamiAppは名刺CamiAppもそうだったんですが、認識したテキストを見えます。
もちろん誤変換も多いけど、そこは手書き認識なので自分の悪筆だと納得もできます。
そしてテキスト認識結果が目に見えることで後々検索するであろう重要なキーワードだけ修正したり加筆できるのが本当に素敵だと思います。
SAVEを押すだけでアップできる手軽さ
そしてノートメーカーであるコクヨさんの心意気として紙とデジタルをつなげる所を極限までシンプルにしています。
ボタンを押す作業は最初のペアリングや電源のオン・オフくらいでそれ以外はSAVEにチェックを入れる瞬間にアップロード準備に入ります。この辺りは説明するより実機で感じてもらうしか方法がないような気もします。
開けてみた
箱はまさにCamiAppSっていうわかりやすさです。
中身は、本体とノートとペン。これだけのシンプル構成です。非常にわかりやすいです。
ボールペンは嗜好品だとおもっているので、いろいろ言い始めると付きないのですが、精度を上げる為にペン先のかなりギリギリまでコイルが巻かれてるので、ボールペンの美しさとか質感はこれからどんどん進歩していくともっといいのが出てきそうな予感がします。
ボールペンの替芯は純正もあるみたいですが、差し込むだけなので、きっと他社製とかも行けそうな気がするので、今度試します。
あとはどんどん書いていくだけ
一番上に書いたものがEvernoteに送るときはタイトルになります。これすごく便利です。ノートでアップされると日付は自動的に追記されていきます。
ノートのCamiAppと違うのはアクションマーカーが縦の格子ではなく数字で記入することです。あとは書き終わったらSAVEをチェックするだけでアップの準備は完了です。
ボタン類も基本的にはノートの考え方なので控え目にツイてます。
背面のシボの質感が以外に個性的でした。好みはわかれると思いますが、滑り止めになるのでこれくらいでいいような気がします。
iPadとかは滑って何度か落としたりして心配だったりします。
アプリの設定など
アプリは今までのCamiAppアプリをアップデートするだけなので、特に難しいことはありませんでした。
アプリの設定から行きます。
自動取り込みと文字認識はぜひともONにするのがお勧めです。
パワーオフも待機時間のバッテリー消費はそこまでなさそうなので長めでもOKだとは思いますが、最初なので30分位にしました。
デバイスのペアリングをするのも簡単であっけなく終わります。
使っているノートの認識はノートを空けた時の緑色のページでできますが、個人的にはアプリ内で設定するほうが楽そうな気がしますが、ここはおこのみで。
商談ノートとかによってエリアでGoogleカレンダーに連携したりしているので、きちんと設定しましょう。
文字認識の結果がこちらです。すごい精度が良くてびっくりしました。
実はアップロードがうまく行かなかったり、電池が無い時などはCamiAppのアプリで写真をとってもアップロードできました。これは保険としていいですね。
手書きノートはキーワード検索ができるとアナデジの壁を超える
今回おもったのは、アナログからデジタルへのアナデジ変換といっても、全てをテキスト化する必要はぜんぜんなくて、アナデジ変換して一番嬉しいのはキーワードで検索できる(可能性)が高くなるということだと思います。
誤認識するところもユーザーに見せることで僕は逆に安心感を感じるし、自分があとから検索するであろう分類やキーワードをすこしたすだけでEvernoteにある大量なノートブックの中から検索で引っ掛けれるというのはすごく嬉しいです。
この辺りのガジェットはいままでも色んなモノがでていて、キワモノもいっぱいあったしスタイラスにも一杯お金を払いました。
CamiAppSはこれからももっと良くなりそうな感じがするし、なによりアナログな業界の文房具業界で尖った商品を出したときのサポート体制が大変そうだなと思いながらもこういう商品を出す心意気がすごいなと思いました。
商品構成
商品はOSで二種類(iOS用とAndroid用)があり、それぞれにメモパッドタイプとノートタイプがあります。
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