不便さを圧倒的な楽しさで超えられるボケ足がたのしいPetzvalレンズ
Petzval(ペッツバール)レンズはLomographyが初めて発表するレンズということでクラウドファウンディングを使って商品化されて1000万を超える支援が集まって商品化されたのはまだ記憶にあたらしいところです。
そのPetzvalレンズのイベントに参加してきました。
開場は3331Artschiyodaでした。
素敵なチョークアートがあって目を惹きます。
会場内にはPetzvalで撮った写真が並んでいます。
レンズ自体は今のレンズのような絞りはなく、プレートを差し込むウォーターハウス式の絞りでプレートは6枚ついてます。
会場にはPetzvalで撮影された写真も並んでいて、ポートレイトに最適な85mmだけあって、ポートレイトが多かったです。
f2.2相当で開放のプレートを使った時の渦を蒔くようなピンぼけがおもしろいですね。
Petzvalアーティストの仁志しおりさんとCampFireのチーフキュレーターの出川さんのトークセッションを聞きました。
Lomoの歴史やなぜ今レンズを作ったのか。またCAMPFIREでクラウドファウンディングでどうファンを増やして資金を集めていったのかなど裏側の話も興味深かくききました。ちなみにCAMPFIREでは269人のパトロンで1000万を超えてプロジェクトがサクセスしています。すごいな。
歴史的な19世紀のレンズを現代のアナログ&デジタルカメラ用レンズとして蘇らせる – CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
iPhoneで撮影したので手ブレしていますが、1万円高いもでるより味の出る真鍮のモデルが人気あるようです。試写のカメラはSONYのR7でマウント変換アダプタ付けてました。
ピントはレンズしたのネジを回して合わせます。今のレンズの方式よりMFで合わすなら以外に合わせやすくてびっくりしました。
絞りプレートはf2.2相当からf16相当まで6段階のプレートが入っていて、それ以外に星型や涙型の絞り、自由にレーザーカットした絞りが作れるプレートのスペシャルプレートは別売り担っています。
不便とかは楽しさで超えられる
Petzvalレンズはネジ式のピント合わせに、プレートの絞りを差し替えるという仕様で7万弱という金額です。
絶対に普通の人は買わないレンズです。
でも間違いなく面白いです。金属の質感もいいし、今の時代にこのタイプのレンズを出すのも、LOMOっぽいなとおもいました。
大学生の時に初めて自分のお金で買ったカメラはLOMOのLC-Aでした。
カメラの基本もわかってないから、撮った写真がかなりボケてたり、光が入って写っていなかったり。
でもそれでカメラのシンプルな仕組みや写真の絞りやピントやISO感度などをすごい勉強出来たと思います。
そしてたまにうつるすごいきれいな写真が癖になり、その後ロシアカメラやハーフサイズカメラなど変な方向に走ったりしましたが、一番写真が楽しかった時代のような気がします。
お金に余裕があったら買ってみたいレンズの一つになりました。
今はフルサイズのボディーかSIGMAのDP2Qが欲しいこのごろです。
購入はこちらから
レンズはマウント別で二種(NikonとCanon)。
色が真鍮と黒塗装で二種類の合計4種類から選べます。
価格も真鍮が6万7000円くらいで黒が7万8000円でオンラインストアからかえます。
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